名刺はレーザープリンターが最適?それともインクジェットプリンター?

ビジネスシーンで欠かせない名刺は、専門業者に依頼して作成することもできますが、コストもかかり、手元に届くまでに時間もかかりますよね。自分で作成することができれば、自分好みの名刺を気軽に作成することができるようになります。

そこで気になるのが、印刷機の種類ではないでしょうか。ここでは、レーザープリンターやインクジェットプリンターの種類などについて説明していきます。

名刺を自分で作成するメリット

名刺を自分で作成した場合、専門業者に依頼する場合に比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、そのコストの安さが挙げられます。専門業者に依頼する場合は、やはりコストが高くなってしまいます。モノクロにするのか、それともカラーにするのかで費用は異なり、片面印刷か両面印刷かでも変わってきます。

使用する紙によって価格が変わることもあるでしょう。印刷費用は業者によって違いがありますが、100枚あたりの価格で比べると、モノクロ両面印刷の場合は2,500円程度、カラー両面印刷になると4,000円程度が相場となっているようです。

また、名刺のデザインやロゴの作成をデザイナーやデザイン会社に依頼する場合は、さらに費用が掛かるでしょう。一方、自分で印刷する場合、印刷機器の費用やインク代、名刺専用の紙代などが必要です。しかしながら、印刷機器やインクは通常の業務でも用いることが多いため、実質的に必要になってくるのは、紙代のみ。

自分で作成する場合、かなりのコストダウンが期待できるようになります。また、自分で作成する場合は、肩書きの変更なども容易にできるようになります。名刺にはその人の肩書きが記載されており、肩書きが変更になった場合は、もちろん名刺も変更する必要が出てきます。

自分で作成している場合は、そのような変更があった場合でもすぐ対応できるようになるため、便利です。

印刷機には種類がある

印刷機には、インクジェットプリンターとレーザープリンターという二つのタイプがあります。インクジェットプリンターは、家庭用として普及している印刷機で、レーザープリンターはオフィスなどで用いられることの多い印刷機です。

それぞれ印刷方法が異なり、得意とする分野にも違いがあります。そのため、二つのタイプの特徴をよく知った上で、最適な印刷機を選ぶ必要があるのです。

インクジェットプリンターの特徴

インクジェットプリンターは、インクに圧力や熱を加え、文字や写真など必要な場所だけを狙いながら、ノズルを通してインクを吹き付けていく仕組みになっています。レーザープリンターに比べると、少ない消費電力で作動することが可能です。

また、インクを吹き付ける方法は、メーカーによって違いがあります。その印刷方法の特性上、インクジェットプリンターは、写真などのような画像の印刷を得意としています。色の再現性も高く、きめ細やかな仕上がりが期待できるでしょう。

また、印刷用紙にある凹凸面への印刷も得意としているため、エンボス加工の用紙でもキレイに仕上がります。普段の業務で画像を印刷する機会が多い場合や、名刺などに画像を載せたい場合に向いていると言えるでしょう。

一方で、インクジェットプリンターには文字がにじみやすい、印刷のスピードが遅いといった弱点もあります。さらに、インクの交換頻度が高いことや、インク詰まりを起こしやすいことなども、デメリットとして挙げられるでしょう。

レーザープリンターの特徴

レーザープリンターには、対応できる紙の種類が豊富にある、印刷のスピードが速いなどのメリットがあります。また、にじみにくく、文字がキレイに印刷できるという長所も持ち合わせています。テキスト中心の資料を大量に印刷する場合に高い能力を発揮できるため、オフィスで好まれる傾向があります。

一方で、解像度が低いため、画像の品質に関してはインクジェットプリンターの方が優れていると言えるでしょう。また、凹凸のある用紙にも上手く対応することができません。レーザープリンターは、感光体と呼ばれるドラムにトナーを吹き付け、紙に押し付けて転写することで印刷していく仕組みになっています。

ドラムにトナーを集める際に、ドラム全体は帯電して静電気を発生させます。そして、そのドラムに向かって文字や絵の部分にだけレーザーを照射していくのです。この作業の際にレーザーを用いることから、このタイプの印刷機はレーザープリンターという名前が付けられたようです。

そして、紙にトナーを転写した後には、圧力と熱をかけて定着していきます。このような作業工程となっているため、消費電力はインクジェットプリンターに比べると多くなります。

コスト面での比較

一枚あたりの印刷コストで比べると、レーザープリンターの方が安くなります。

そのため、ランニングコストで比較すると、レーザープリンターの方に軍配が上がるでしょう。レーザープリンターは、インクジェットプリンターに比べるとトナーの交換回数も少なくて済みます。

しかし、トナーや感光体などの消耗品は、比較的高いと言えるでしょう。一方、レーザープリンターは機器本体の価格が高く、イニシャルコストで比較するとインクジェットプリンターの方が安く抑えられます。また、インクジェットプリンターは機器本体だけでなく、交換部品などの消耗品も安いという特徴があります。

プリンターによって使える紙は違う

インクジェットプリンターとレーザープリンターとでは、対応できる紙の種類に違いがあります。それぞれ印刷方法が異なり、その特徴によって紙との相性も異なってくるのです。基本的に、インクジェットプリンターは専用の紙しか用いることができません。

紙を選ぶ場合は、自分の持っている印刷機に対応しているかどうか、しっかり確認した上で選ぶようにしましょう。対応していない紙を使うと、うまく印刷できないだけでなく、紙詰まりや印刷機のトラブルなどを引き起こしてしまう場合もあります。

一般的に、インクジェットプリンターでは光沢紙やコート紙、普通紙などが、レーザープリンターでは普通紙や上質紙、再生紙の他、写真用紙などが使えるとされています。また、紙によってはどちらのタイプにも使える兼用用紙のタイプもあります。

紙の種類によって、発色や再現性も異なるため、用途や目的に合わせたものを選ぶことが大切です。

最適な印刷機で素敵な名刺をつくろう

ちょっとしたデザイン変更などが気軽に行えることも、自分で名刺をつくる魅力のひとつに挙げられるでしょう。名刺はその人や会社を表すとても重要なアイテムです。そして、印刷機によって仕上がりは全く異なってきます。

自分の持つ魅力を相手に最大限伝えられるよう、最適な印刷機を選び素敵な名刺を印刷してみてはいかがでしょうか。